今回は関東を飛び出して、
沖縄県は宮古島まで遠征してきました。
宮古島は小さいながらもこれまでに300種以上の野鳥が
観察されており、野鳥撮影には最適のおすすめスポットです
宮古島に到着すると、イソヒヨドリがいたるところで鳴いていました
イソヒヨドリ
繁殖シーズンだけあって巣も簡単に見つけることができ、
ヒナもじっくり撮影することができました。
イソヒヨドリのヒナ
イソヒヨドリの他にもリュウキュウツバメが
エサを求めて飛び回っていました。
ツバメよりも顔が黄色く、
胸に黒い線が入っていないのが特徴です。
リュウキュウツバメ
まず、空港から車で20分ほどの池間湿原へ向かいました
池間湿原
池間湿原には野鳥を観察するために観察台があります
野鳥観察台
ここに留鳥としているムラサキサギを目当てに行ったのですが、
残念ながら台風接近のために強風が吹いており、
コサギとカルガモしか確認することができませんでした
気を取り直して大野山林へ
憧れのアカショウビンを探して森へ入ります
アカショウビンを探し始めて5分
驚くほどあっさり発見!
栃木の山奥で必死になって探した日々はなんだったのか(笑)
その後も、どこを歩いても遭遇するほどたくさんいる
終いには5m先に止まってこっちを向く始末(笑)
まったく警戒心がなく、同じ場所に止まって
10分以上じっとしていてくれるので動画撮影も簡単。
雨上がりの森だったので歩道にできた水たまりに
何度もダイブするアカショウビンも見ることができました。
アカショウビンが必ずと言っていいほど見られる池。
水際にはシロハラクイナがよく歩いてきてくれました。
アカショウビンに混じってサンコウチョウも水浴びに来ます。
サンコウチョウとアカショウビンが同時に枝にとまるところが
見れるなんて本州じゃ奇跡に近いですよね。
大野山林にはアカショウビンの他にも
珍しい野鳥がたくさんいます。
天然記念物のカラスバトは鳴き声が牛のような声が
特徴的なのですぐにわかります。
鳴き声を撮ろうとしたらサンコウチョウが
代わりに鳴いてくれました(笑)
もうひとつの天然記念物であるキンバトも見ることができました。
こちらもサンコウチョウが鳴いてくれました(笑)
鳥の他にもキノボリトカゲが威嚇のために
腕立て伏せをする面白いシーンも撮れました。
夜になって今度はライトを片手に
リュウキュウコノハズクを探しに森へ。
これもまたたくさんいること
いたるとこらから鳴き声が聞こえてきます。
夜なので流石に綺麗には撮れず
しかし見れただけで大満足です。
宮古島には本州ではなかなか見られない野鳥を
驚くほど簡単に撮影することができました。
地元の人によると春にはヤツガシラが普通に見られる
とのことなので、また機会を見つけて遠征したいと思います
今回出会った野鳥
イソヒヨドリ、カラスバト、カルガモ、キンバト、コサギ、シロハラクイナ、スズメ、ミフウズラ、リュウキュウアカショウビン、リュウキュウキジバト、リュウキュウコノハズク、リュウキュウサンコウチョウ、リュウキュウツバメ、リュウキュウヒヨドリ
今回の観察場所の詳細は後日ホームページに掲載します。
野鳥観察スポット
http://www.wildbird21.com/